2014-02-20 第186回国会 衆議院 予算委員会 第12号
また、大浦川などの河口の付近にはマングローブが生い茂って、干潟には、トカゲハゼを初め、さまざまな希少種が生息をしています。アジサシという渡り鳥もやってまいります。 あそこの自然の特徴というのは、山と川と海が一体となって絶妙なバランスを保ちながら、非常に高い生物多様性が保たれていることにあります。
また、大浦川などの河口の付近にはマングローブが生い茂って、干潟には、トカゲハゼを初め、さまざまな希少種が生息をしています。アジサシという渡り鳥もやってまいります。 あそこの自然の特徴というのは、山と川と海が一体となって絶妙なバランスを保ちながら、非常に高い生物多様性が保たれていることにあります。
○紙智子君 踏み込んでお話をされてくださったんですけれども、この干潟は底生生物やトカゲハゼなどの生息、生育の場でもあると。それから、干潮時には多くのシギやチドリ、サギ類が飛来をして、良好なえさ場であり休息の場にもなっていると。 政府は、生物多様性国家戦略の下で各種の生態系保全、回復を掲げているわけですが、藻場、干潟は生物多様性保全にとっては非常に重要な位置付けを持っています。
それとともに、トカゲハゼや海藻のクビレミドロなど絶滅のおそれのある種の生育地としても重要な場所であると認識をしております。
○古川大臣政務官 クビレミドロですとかトカゲハゼ、こういう希少野生生物の宝庫と言われている場所でございます。生物多様性を維持、確保しなければいけないということについては、再来年、名古屋においてCOPも開かれるところでございますけれども、今後ともしっかり環境の保全のために努力をしていきたいと思っております。
例えば、絶滅危惧種トカゲハゼ、これは諫早のムツゴロウに似たような非常に愛きょうのある小動物なんですが、このトカゲハゼは中城湾にしか存在しておりません。そのトカゲハゼの繁殖期は四月から七月なので、その間は工事をストップしてトカゲハゼの保存をするということを内閣府は、内閣府自身のパンフレットの中にも記載してまいりました。 ところが、ことしになりまして、四月から七月の工事も継続するというんですね。
○清水政府参考人 トカゲハゼの保全計画におきましては、トカゲハゼ生息域の保全に関しまして、生息地近傍の工事における配慮につきまして、四月から七月の繁殖期においてしゅんせつ工事や汚濁防止膜を展張する工事の中止ということが行われております。 今回、先ほど申し上げましたように、外周護岸の概成に伴いまして、このような点について状況が変わったと認識しているところでございます。
これまで、環境影響評価書や沖縄県の策定いたしましたトカゲハゼ保全計画に基づきまして、トカゲハゼが繁殖のために行動する、分散、移動いたしますが、その四月から七月の期間はトカゲハゼの行動に影響のあるような海上工事、汚濁防止フェンスの設置でございますが、は実施してまいらなかったところでございます。
具体的には、トカゲハゼの繁殖期に当たる四月から七月においては海上工事を一時中止するとともに、工事中の環境監視を慎重に行うなど、環境に配慮し工事を進めているところです。また、海草の移植に取り組むなど、積極的な環境創造にも努めているというところでございます。 今後とも、地元の意見等も踏まえまして、一層環境の保全に努めていきたいと、このように感じております。
大浦湾の奥というのはトカゲハゼが住んでいる、これはもう絶滅危惧種だ、そういうようなものもあるし、それから向こうは環境省が指定する日本の重要湿地五百の中に入っている貴重な自然ですよ。あの大浦湾の奥の流れが、ウミガメが産卵する砂浜も形成するような要素になっている。こういうところの埋め立てをやりますとだけ言って、埋め立て面積も示さないという、こんなのは説明にならないんじゃないですか。
これにつきましては、まず、泡瀬干潟を含む中城湾の浅い海域につきましてまとまった規模の海草藻場の分布がある、またシギ、チドリなどの渡来が多い、そして希少な野生生物、例えばトカゲハゼなどの分布があると、そういったことから専門家の意見も踏まえた上で優良湿地として選んだものでございます。
それから、るり色の体が大変美しいミナミコメツキガニとか、トカゲハゼとか、それから貝類が百八十種類以上もいるという、あそこはまさに豊かな植生、貴重な生物たちの宝庫であります。 そういうところを埋め立てることになる特別自由貿易地域振興事業、これは今どういう状況になっているんでしょうか。
台風があり、トカゲハゼの問題があり、いろいろあったようですが、そのときに総合事務局は、根拠となるべき手植え移植の状況だとか機械化移植の実験などについてはモニタリングを継続中だとして、結果を明らかにしないで工事を再開したようです。結果も出ないうちに工事再開。何のためのモニタリングなんでしょうか、何を見つけ出すためのモニタリングなのか、お聞かせください。
○岩佐恵美君 今、説明がありましたけれども、例えばトカゲハゼというのは有明のムツゴロウの仲間だそうですけれども、国内の生息地は中城湾だけ、それも千匹から二千匹しかいないと言われています。 実は、その主な生息地であった泡瀬北部の干潟、これが中城新港建設、それによって埋立てでつぶされてしまった。その結果、現在、天然の生息地は佐敷干潟と泡瀬干潟だけしか残っておりません。
特に、トカゲハゼにつきましては、我が国では中城湾の干潟に特有に見られる生物であり、環境省のレッドデータブックには、絶滅のおそれのある種として絶滅危惧Ⅰ類に掲載されております。分布も局所的であるため、希少性という観点から重要な種であると認識しております。
また、海草藻場が確認されておりまして、絶滅のおそれのある種であるクビレミドロ、トカゲハゼなどの生息が確認されております。また、シギ・チドリ類が定期的に訪れる渡来地としては、沖縄県下の中ではこれも最大級であると認識しております。
この事業を推進するに当たりましては、藻場の保全を行うといったこと、あるいはそれ以外にも、トカゲハゼの生育に配慮をするとか、相当細かいいろいろな指摘事項がございまして、現在も、これらの指摘事項に十分配慮しながら、私ども総合事務局の方で工事を進めておるというふうに理解しております。
海草藻場、トカゲハゼ、クビレミドロ、これがセットで残っているのはここだけだということです。だから、専門家は生態系の化石という言い方をしています。ラムサールの条約事務局長もわざわざ泡瀬干潟を保全しなさいという、してくださいという、そういう手紙も来ているのはそういうところにあると思います。
泡瀬干潟につきましては、沖縄本島でも大規模な干潟が広がっておりまして、絶滅のおそれのあるクビレミドロとかトカゲハゼとかが生息、確認されていますとともに、ムナグロですとかメダイチドリなど、シギ・チドリ類が定期的に訪れる渡り鳥の渡来地としても非常に重要な湿地というふうに理解してございます。
当面、トカゲハゼの保全、四月から八月辺りまで繁殖期に当たるものですから、それを避けるという意味で、環境保全を念頭に入れながら、その周辺の地域から作業を進めつつ環境には留意をしていきたい、このように思っておりまして、この事業を推進することにより、沖縄市の今抱えている様々な課題の解決に全力を挙げて取り組んでいきたいと思っています。
この要望を受けまして、私ども、関係者とも相談をしながら第Ⅰ区画を対象とした事業の推進に向けて取り組むということにいたしまして、当面はトカゲハゼの保全にも配慮しつつ、可能な範囲での作業を開始することに至ったものでございます。
そういう要望を踏まえまして、私どもは、この第一次区画分を対象として事業推進に取り組む、そしてまた、同時に環境問題、トカゲハゼの保全等には十分配慮しつつ可能な範囲での作業を進める、こういうことにしたわけでございます。
○東門委員 環境面に配慮するということは、重要な約束事として、もうお聞きだと思いますが、トカゲハゼの繁殖期、それは四月から七月の間だと言われています。その繁殖期には工事は行わないことということが、事務方の間の認識としてあると私は聞いております。大臣、その件はいかがでしょうか。
○政府参考人(西尾哲茂君) 御指摘の泡瀬干潟でございますが、先生御指摘のように、沖縄本島の中では比較的まとまった規模の干潟ということでございまして、そこには絶滅のおそれのある種でありますクビレミドロという海藻でございますとか、それからトカゲハゼといったようなものの生息が確認をされているとともに、鳥類につきましては、ムナグロでございますとかあるいはメダイチドリなどのシギ・チドリ類が定期的に訪れる渡り鳥
○東門委員 最初、干潟の埋め立てが出たときには、トカゲハゼ、トカゲハゼという言葉、トカゲハゼがいかに大事かということだけが強調されたようですが、それ以外にもいろいろな、大事な希少種あるいは絶滅危惧種も生息している場所です。移植実験をして三カ月で移植技術が確立したと結論づけたということも聞いております。そういう短期間で本当に絶滅危惧種の移植技術が確立するものなのか、素人の私でもとても不安に思います。